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【まぐプレ版】プロ編集者による 文章上達<秘伝>スクール

すでに4年目に突入したプロ編集者村松恒平のライフワークの一つ。<文章上達>とはいかなることなのか。ここにそのいちばん深い答がある。
短編小説のように想像力を刺激し、磨き抜かれたQ&A。禅や哲学を思わせるまでに澄んだ思索。“現在”の問いに“現在”が答えるスリル! 熱い言葉と思考が生まれ、自分自身に共振してくる現場にあなたも立ち会いませんか?


配信形式
ノーマルテキスト(普通のメールです。)

発行周期
毎週土曜日(5週目は除きます。)

購読料
315円/月(購読1ヶ月目は無料です。)

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【まぐプレ版】

                プロ編集者による 文章上達<秘伝>スクール
                              - サンプル -

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文章上達<秘伝>スクールにようこそ。
このスクールにはカリキュラムに沿ったレクチャーはありません。皆さんから
寄せられた質問にざっくばらんにお答えする、という形式で展開する問答式の
スクールです。
<秘伝>と言ったって公開しちゃっているじゃないかよー、と言われればその通り。
でも、このマガジンを探し出して登録してくれた人以外には、教えてあげません。
またここでは、すべてをオープンに語っていますが、あなたがそれをきちんと
読んで理解し、また実践してくれるまでは、その深い内容は閉じられていると
いっていいのです。
ただ読むだけでなく、この内容を貪欲に盗み、奪い取ろうとした人だけが<秘伝>
の意味を知るでしょう。
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<文章秘伝>ニュース

■村松の近況や、読者の皆様へのお知らせなど。


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文章を書く動機

●質問●

私が物を書く動機の大部分(ひょっとすると100%)は、「上手いと誉められたい」
「面白がらせたい」「感動させたい」「お金をもらいたい」――といった非常に
直截的なものだと感じています。喩えて言うなら作文を提出する小学生のような
気持ちというか。
創作のテーマにしても、「なんとしてもこれを伝えたい」といった内面から湧き
出す欲求からではなく、「これを書けば受けるんじゃないか」というような意識
で選ぶ事がほとんどです。初めて人目を意識して書いた学生の頃から現在に至る
まで、ほぼ一貫してこんな調子です。

多分そのせいだと思うのですが、自分の書くものってなんだか薄っぺらい、と
最近感じるようになりました。

自分の内面を照らしてテーマを探してみるのですが、どうしても前述のような
境地を抜け出すことが出来ません。
自分の内部を探索しつつもどこかで「受け狙い」をしている自分に気づき、また
か、と思ってしまいます。
この状態を脱出するために、どんな努力をすべきでしょう。


●答●

えー、正直でよろしい。
「上手いと誉められたい」「面白がらせたい」「感動させたい」「お金をもらい
たい」
人が文章を書く目的なんてそんなものです。
どんなに深刻ぶった作家でも、文章を書く動機はこの4つくらいににつきるので
はないでしょうか。

文は人なり、といいます。
その人の人生より深い文章なんて書きようがないのだから、適当なところであき
らめておけばよろしい。

しかし、どうしてもそれでは満足できない人には、さらにヤバい道があります。
自分のいちばん恥ずかしいこと、いちばん人に知られたくないこと、いちばん
考えたり思い出しりすることが苦痛なことを、なるべく正直に書いて発表すると
いいでしょう。
そこには、さまざまな心理的なエネルギーが渦巻いています。そこをつつけば、
あなたの隠れたテーマも飛び出してくるかもしれません。
それを、あくまで「なるべく正直に書く」のであって、全部書く必要はありませ
ん。
若干形を変えたり、最後まで伏せておく内容があってもいいのです。
どちらにしても、それほど人の反応を恐れることはありません。
一度、書いてしまえば、他人は自分に大した関心を持っていないことがよくわか
ります。
自分が恥ずかしいと痛烈に感じることも、他人にとっては、しょせんは他人事だ
とわかると、どんどん自分の秘密が書けるようになってきます。どんどんヤバい
ことを書いて、他人にインパクトを与えないと気が済まなくなってきたら、しめ
たものです。
自意識の壁を乗り越えてしまうと、文章がとても自由にかけるようになります。
ぜひ一度お試しください。
思い出して苦痛なことが何もない人は、とても幸せな人なので、ディープな文章
は書けなくても、その幸せを噛みしめてください。

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●質問募集●

えー、皆様。村松恒平です。
質問は全てウェルカムです。

些細な質問/巨大な質問/マニアックな質問/初歩的過ぎる質問/鋭い質問/鈍い
質問/くだらない質問/実際的質問/哲学的質問/個人的質問/普遍的質問/珍しい
質問/陳腐な質問/具体的な質問/抽象的な質問/短い質問/長ーい質問

などなど、あらゆる質問をお送りください。 oshiete@hiden.jp

冒頭に「●質問●」と書いてください。
送られてきた質問は、無記名とさせていただきます。
都合により、長さ、表現などをアレンジする場合があります。
また村松の著作などに流用させていただく場合があります。
ご承知おきください。

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【まぐプレ版】プロ編集者による 文章上達<秘伝>スクール
                       第00号  2004/00/00 発行
講師兼編集責任者:村松恒平
発行:文章が上達する学校 http://www.hiden.jp/
購読 申込/解除:http://www.hiden.jp/hiden/index.html
Copyright (c) 2004 村松恒平 All Rights Reserved. 禁複製。
転載・紹介ご希望の方はメールにてお問い合わせください。
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