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略歴とサイト
『屈折する編集者村松の上昇と下降 そして火星から来た著者の群れ』 |
●ネタ編
◇題材を探す
まず、自分のなかに持っている素材を全部吐き出すことが大切です。
深呼吸の要領で全部きれいに吐いてしまえば、今度は吸い込みはじめます。
10吐けば、11吸収できるようになります。
それが文章の肺活量です。
全部出すと自分がなくなってしまうようで、出し惜しみする人がいますが、そんなものはどうせ後生大事に抱えていても、大したものではありません。
人間なんて空っぽでいいのです。
どうせ空っぽのままではいられないのだから。
全部吐き出すとじつにすっきりします。
そして吐きだした以上のものが戻ってきます。
◇ネタとは
文章のタイプにもよりますが、ネタというのは、特別な知識や情報に限りません。
どこにでもあります。
椎名誠は、
「俺はカツ丼一杯を食う間の描写で400字10枚は書ける」
と豪語したそうです。
(また聞きなので、不正確です。枚数は5枚だったような気がする)
ようするに消化能力の問題です。
ネタというのは、外から入って来た情報が内側から湧いてきたアイデアと出会ってはじめてネタとなるのです。
外からみると、インプットされたものがアウトプットされて出てくるだけなのだけれど、同じものを見ても書く人によって違うものが変換されて出てくる。
人間というブラックボックスの中でとても興味深い変換がなされる。
この変換機能を味わうことが文章を味わう奥義なのですね。
この変換に僕は人間の魂の領域での小さな錬金術を見ます。
どうしてこんなに違うものに変換されるのか。
人間の魂の個性というものが、後天的にとってつけたように分化したものではなく、生まれたときから、本当に一人一人違うオリジナルなものなのだ、と感じさせてくれることが文章や音楽や絵画などのすぐれた表現の力ではないでしょうか。
オリジナルな表現に出会うと人は、個性の存在をはっきりと確認し、個性を自分のなかにも発見し、そして、それを自由に表現してもいいのだ、という勇気を与えられます。
僕の評価が最も高いのは、そういう勇気を与えてくれる文章です。
もちろん、これは純粋な表現としての基準であり、文章には、それ以外に情報性や娯楽性などの基準もあります。
ただ、いつもその底流にあって、読書の喜びを支えているものは、やはり文章の表現力だ、ということは変わりません。
というわけで、ネタばかりにとらわれてはいけない、というお話でした。
◇企画を考える
テレビの旅番組でも、実際に視聴者もいけそうな実用的な場合(民宿めぐり、温泉めぐりなど)と、視聴者には、とてもムリだけど、非常に豪華であったり、貴重であったりする体験をリポーターが代理となって体験する場合(松方弘樹のカジキ釣りとか)があると思うのです。
どちら側の企画にするのか、ということはまずはっきりさせないと、どっちつかずになってしまう。
◇一つのこと
一つの原稿は一つのことしか言えません。
何かを言いたいと思った最初の気持ちがあるなら、それを大事にしてください。
もし、書こうというあまり強い動機がないのなら、その題材は捨ててもっとよいネタを探してください。
◇優先順位
読者は知らない文章を読むとき、自分が読んでいるものが何かということを早く知りたいのです。なぜなら、自分にとって価値のない情報なら一刻も早く読むのをやめたいのです。
仕事でも優先順位を考えろということがよくいわれると思いますが、ネタの優先順位をよく考えてください。
◇食べ物
食べ物をおいしそうに書くのは、けっこう天性の感覚がいるのである。
食べ物をおいしそうに書くという課題に挑んでみると、いろいろ自分の文章について学ぶところがあるでしょう。
◇身辺雑記
身辺雑記的なものというのは、誰にでも身辺がある以上、誰でも書ける。何か読ませるポイントがなければ、路傍の石ころとかわらないと思ってください。
◇発見
日常の中にも発見はあるものです。また、文章を書くということは、そういう日常の中にさまざまな発見をしていく感覚を磨くということでもあります。
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