サイバーレボリューション(第三書館)

デジタルカルチャーをカウンターカルチャーのサイドからとらえるという趣旨で、何かデジタル界に巣喰う怪しい面々が、原稿を寄せ合って作った本。村松は当時フジヤマ計画というソフト会社をやっていて、金田善裕氏に頼まれて、「『フジヤマ計画』の計画」という400字60枚ほどの原稿を寄稿した。ここで示された文章スタイルは、疾走的で浮遊的で夢想的でありながら覚醒した、村松独特のものである。これだけの長さで何を書いてもいいと言われるたのは初めてなので、楽しかった。

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